シーラカンスより古い!?8000万年前に化石が発見されているその魚とは・・・
写真:mashable
その名もラブカ!別名ウナギザメ
全豪オープンとサッカーアジアカップで沸くオーストラリアの海域で
ラブカが引き上げられたようです。
実は日本の駿河湾など底引き網の中にまぎれていることがあるそうなのですが、
ラブカは、生息する場所が水深500m~1000mの深海ということもあり、
SFっぽい顔立ちをしています。
ラブカ(羅鱶、学名 Chlamydoselachus anguineus)は、カグラザメ目ラブカ科に属するサメである。ラブカ科の現生種は2種のみ。外見からウナギザメ(鰻鮫)と呼ばれることもある。大西洋・太平洋の大陸斜面、水深500–1,000メートルの海底で生活するが、駿河湾などでは浅海に上がってくる。原始的なサメの特徴が見られることから生きている化石と呼ばれる。全長2メートルに達し、鰭は体後部に集中する。鰓弁は大きくヒダ状になり、英名 frilled shark の由来ともなっている。
体つきはウナギっぽいんですが、サメのような尾と300本もの歯を持っていて
サメの一種だとされているそうです。
それで、ウナギザメと呼ばれることがあるようです。
先祖は8000万年~1億5000万年前に生きていた
シーラカンスは6000万年前程度らしいので、それよりも古くから
地球に生息したようです。
原始的なサメの特徴を多く残していることから「生きている化石」とも
呼ばれています。
写真:mashable
オーストラリアでは「ホラー映画みたいだった」、「非常に怖かった」という
漁師のコメントが残っているようです。
確かにいきなり現れたら「エイリアンだっ!!」と勘違いするような
ビジュアルですが、ホオジロザメのように人に危害を加えるような力は
ないようです。
ずっと見ていると、かわいらしくもなってきますよね??
古代から姿かたちがあまり変わらない生き物。
研究者から見たらわくわくして興奮しちゃうんじゃないの~。