イタリア最終日:ローマでショッピング+ネコ
2月22日はネコの日。
夫婦でネコ好きの私たちは、ローマにあるネコの楽園へと向かいました。
シャトルバスをキャンセルし、タクシーで市内へ
昨夜、フロントにて朝9時のシャトルバスを予約。
Wi-Fiがロビーだと無料なので、
ちょっと早めに降りてバスを待とうとしていたら、
たまたまミラノやゴンドラでご一緒したご夫婦と
ばったり出会いました。
奥様から
「コロッセオまで行くけど、どちらまで行くの?」
「よろしかったら、タクシーご一緒しない?」という、
お誘いの言葉を受け
(バス予約しているしどうしようかな)と二人で話していたのですが、
押しの強さに負け、ご一緒することに。
フロントには、キャンセルすることを謝りながら伝え、タクシーで出発。
コロッセオまではメーター計算で30ユーロ程度。
ワインもご馳走になっているし、仮面を借りて写真捕らせていただいたので、
ここは払おうとお金を出そうとしたのですが、
「お金を払わせるつもりなら、誘っておりません」と奥様。
「ワインもご馳走になったり、本当にありがとうございます」といい、
コロッセオで下車しました。
※コロッセオからトラステヴェレを目指し歩いた風景
移動は全て徒歩!ローマの下町トラステヴェレを目指す。
妻は、初めてのイタリア、ローマなのですが遺跡の街に住んでいたせいか、
建物にあまり興味を示しません。
ですが、せっかくローマに来たので、ナヴォーナ広場とパンテオンを経由して、
トレステヴェレへと向かいます。
空が雨上がりの青空ということもあり、いい写真が撮れました。
スペイン広場にも行きたかったのですが、修復作業中なので
今回は行くのをやめました。
ローマの下町、トラステヴェレ
今までの食事が微妙だったので、最終日くらいはいい食事を。
ここで普通だとガイドブックに載っている店に行くのですが、
有名店だと観光客も多く、イタリアを感じられないので
地元民が多くいるトラステヴェレの店を選びました。
トラステヴェレには、ローマ最古とも言われる教会や、
イタリアの有名?なデザイナーの革製品のお店があったりします。
お昼までちょっと時間があったので、トラステヴェレを散策。
たまたま教会に向かう道で、革製品のお店を見つけたので
兄のお土産用に財布を購入。
黒い財布なのですが中はカラフルで、しかも一点ものとのこと。
金額も55ユーロだったのでお安めでした。
そして、ローマ最古といわれる教会
『サンタ・マリア・イン・トラステヴェレ聖堂』へと向かいます。
外観からして古い感じが出ています。
この教会には、
キリスト誕生前の紀元前38年、のちに聖堂の建つこの場所に突如として
油のような液体が噴出し、その噴出が1日中続いたという伝説がある。
そうです。
教会の中に売店があり、妻はヴァチカンで購入したロザリオを入れるケースを購入。
いよいよ地元民の通う人気店でランチ
トラステヴェレをGoogleで調べ、
評価の高い店をTrip Adviserのレビューを見ながら決めた
『Alle fratte di trastevere』でランチ。
レビューにもあったのですが、ダンディなおじい様が営業時間前なのに
レストランの中に入れてくれました。
(店内はまだ掃除中)
『アマトリチャーナ』、『カルボナーラ』、『ミックスサラダ』を注文。
昔、ローマの有名店でカルボナーラを食べたとき、まずかった記憶があり、
心配していたのですが、ここの『カルボナーラ』は美味しかった。
もちろん『アマトリチャーナ』も。
パスタの種類を言い忘れたため、ペンネで出てきたのですが、
今度行った時は、細麺のパスタで食べてみたいものです。
そして、行くならディナーで行きたい!
(今回は、翌日明け方4時出発だったので、ディナーはやめたのです)
ディナーなら、絶品と評価されているティラミスも食べられます。
食事しているとおじい様が
“美味しいかい?”と尋ねてきたので、
“ヴォーノ”とイタリア語で伝えると、
おじい様は笑顔で、
“俺の奥さんが作ってるんだ”と話してくれました。
お店を出るときに、
おじい様が
“日本に帰ったら、友達にこの名刺を渡してくれ”
“そうしたら、また別の日本のお客さんが来てくれる”と。
名刺の渡し方がとてもスマートで正直で好印象でした。
食後は歩いてネコの楽園へ、でもその前に・・・
ネコの楽園に向かう途中にあるティベリーナ島を通り、
ユダヤ人街へ入ります。
たまたま、アンネ・フランクの展示会をしていたので
たまたま、アンネ・フランクの展示会をしていたので
ちょっと立ち寄り、100均らしき雑貨屋があったので入ってみました。
ここに、
歯磨き粉のシャネルとも言われている
『MARVIS』がスーパーより安く売られていました。
スーパーより安く売られていました。
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ガイドブックには、3.9ユーロと書いてあったのですが、
このお店は2.9ユーロ!
スーパーの3個パックで1個プラスという4本セットよりも
ちょっとお得だったので、お土産用に大量購入。
おそらく後ろで並んでいたイタリア人の人たちは
“あのアジア人は、なぜ歯磨き粉を20本以上買うのだろう”と
疑問に思ったはず。
こうして、ネコの楽園に向かう前に大量の荷物を抱えることに・・・。
やっと着きました!ネコの楽園!!
旅行前からローマに行ったら必ず行くと決めていた
『トッレ・アルジェンティーナ広場』。
この広場、実は、“ブルータス、お前もか・・・”で有名な
カエサルの暗殺現場なんです。
そんな歴史ある場所を、虐待にあったネコや野良猫の保護を目的とした
『猫シェルター』にしたのです。
遺跡ではのんびりのネコたちが生活していて、
ネコ好きの人たちはエサを与えたり、
ベンチに座ってネコをなでたりと、癒されていました。
ここでネコたちに癒されながら、写真撮影。
ネコカフェじゃなくて、ネコと自由に戯れられる場所があったらなぁと
本気で思いました。
ローマ人がうらやましい!!
今度はローマ三越へ。
本当にローマはトイレが見当たらず、困る。
今日も昨日の影響なのか、食事をして歩いていると予感がしたので、
近くのカフェに立ち寄り。
トイレがキレイだったのは救いでした。
足も疲れていたので、カフェタイムを1時間ほど取り、
まったりしている間に、時間は14時に。
もうトイレは大丈夫なので、再び歩いてローマ三越を目指します。
三越に向かう前に、『ズマ』というスーパーに立ち寄りました。
今、大量に買うのもきついので、
テルミニ駅のコナードで買うことにして、
ここでしか買えなさそうなものを購入することにしました。
ここでしか買えなさそうなものを探していると
(後日写真掲載)
これは買うしかない!ということで、ケチャップだけ購入。
そして、三越を目指します。
ローマ三越は共和国広場にあるのですが、意外と見つけにくい。
イタリアって看板が突き出していないので、分かりにくいんですよね。
三越は、トイレ休憩とWi-Fi無料使用、両家の父用のお土産を
購入するために来ました。
それと、添乗員さんからもらった粗品引き換え券の粗品も。
(本当に粗品でした・・・。絵葉書2枚)
三越の品質は間違いないはずですし、日本語対応なのでとても楽です。
トイレもキレイですし。
一つ問題だったのは、
免税手続きで妻の名前のスペルを間違えたイタリア人の店員さん。
問題はありませんでしたが、妻は免税が受理されるのかを調べるため、
ホテルに戻ってから無駄に1時間ロビーで時間を費やしました。
この旅の最後、テルミニ駅のコナードへ。
テルミニ駅地下にあるコナード。
降りる場所を間違えると探しにくく、
降りる場所さえ間違えなければすぐ目の前にあるスーパーです。
このスーパーは、万引き防止のため手荷物を全てカギのついた
赤い袋に入れさせます。
そして、常に黒人の警備の方が店内を見張っています。
警備の人を、初めは財布を狙うスリと勘違いしてしまいました。
ここでは、イタリアにしかない『クノールのリゾット』のほか、
ネットでオススメされていた白ワイン、ブイヨン、トマトチューブ、
ばら撒き用チョコレート、夕食用のイタリアのカップ麺を購入。
大荷物になったので、当初から予定したタクシーに乗って
ホテルへと帰宅。
運転手のおじいさんが道をしらない感じだったので、
Google Mapで説明しながらホテルへと帰りました。
渋滞もありましたが、チップ含め40ユーロでホテルに到着。
あっという間のイタリア旅行でしたが、ケガもなく無事に観光を終えました。