イタリア2日目:ミラノの天気は雨
深夜に着いたミラノ。ミラノの天気はあいにくの雨。
天気予報を見ると、最終日のローマ以外は雨の予報。イタリアの天気は変わりやすいので、願わくば曇りになってくれ!
4時間の睡眠後、起床
1時30分に眠りにつき、5時30分に起床。イタリア2日目は、朝8時30分にホテルを出発してミラノ観光。シャワーを浴びて、朝食をとり、出発の準備。
外は雨。でも、雨のイタリアも絵になります。
ホテルを出発し、ミラノ市内へ。日曜日の朝ということもあり、ほとんどのお店はしまっている、そんな街中を進み、スフォルツェスコ城前で写真タイム。
バスを降りると、待ってましたとばかりに傘売りが現れる。
(一体どこから現れるのだろうか?不思議だ・・・。)
一人分の折りたたみ傘しか持っていなかったので、傘売りから傘を購入。言い値で買うと損をすると添乗員さんに言われていたので、1ユーロ値切り、4ユーロを支払う。
5分の写真タイムを終えてバスに戻り、ミラノのメインとなる大聖堂へと向かいます。
ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガッレリア
スカラ座手前でバスを下車し、ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガッレリアを通って、ミラノ大聖堂に向かいます。
イタリアに住むガイドさんは、気が強く先を急いているのかツアー客が揃っているかを確認せず、どんどん先へ進んでしまいます。
無線だけはつながっていて、ガイドさんが「どうしてこんなに人が少ないの?」と言っていたので、(それは、あなたが後ろを見ずに進むからでしょ)と、笑ってしまった。
さて、ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガッレリアですが、ここにはプラダの本店があります。本店前の十字路の各方向の建物上に絵が書かれているのですが、これはアジア・アフリカ?、アメリカ、南アメリカ、ヨーロッパを表現しているとのことです。
また、十字路の交わる付近に青いタイルで囲まれた牡牛のモザイクがあり、牡牛のくぼみにかかとを置いて、一回転か三回転すると幸運に恵まれるという言い伝えがあるそうです。幸運がいつかくるということなので、妻と交代で一回転しました。
いよいよミラノ大聖堂
写真で見たことはありますが、実際に見るとド迫力!
雨で残念な感じもしましたが、ガイドさん曰く“雨でないと感じられない部分がある”とのこと。
それは、大理石が雨に濡れてピンク色に見える点。
雨でないと見られないそうなので、ラッキーだったのかもしれません。
ミラノ大聖堂は、今回のイタリア旅行で巡った大聖堂の中で、最も警備が厳重でした。手荷物検査、セキュリティチェックを受け、大聖堂の中へと入ります。
ちょうどミサをしていたことも影響しているのか、入った瞬間に荘厳なオーラを感じ、鳥肌が立ちました。学生のころフィレンツェの大聖堂、サンピエトロ大聖堂にも行っているのに、そのときは感じなかったものを感じました。
ミラノ大聖堂は、イタリアに行ったら必ず行くべきです。
ミラノの昼食はミラノ風カツレツとリゾット
ツアーの食事なので、メニューは決まっています。注文するのは飲み物だけで、イタリアなので赤ワインを注文しました。500mlが5ユーロだったのでめちゃくちゃ安い!
同席した熟年夫婦とシェアして飲むことにしました。
まずは。ミラノ風リゾット。
(・・・。・・・。味がうすいな・・・。まあ、こんなものなのだろうか。)
続いて、ミラノ風カツレツ(豚肉)
(・・・。・・・。ケンタッキーの衣の味がする。まあ、こんなものだろうか。)
赤ワイン・・・。(300円でコンビニに売っているワインの味。)
総合的に普通の味でした。
後で、レストラン名「インペラトーレ」を検索したところ、ピザがオススメとのこと。
やはりな。だってピッツァリアって書いてあるもん。
ホテルをよくしている分、食事が手抜きになっているのだろうと理解。
昼食を食べたら、ヴェローナに移動です。
ロミオとジュリエット誕生の街、ヴェローナ
ヴェローナに向かう途中、免税店でトイレ休憩。トイレ休憩はサービスエリアかと思っていたのですが、全て免税店でのトイレ休憩となります。
ヴェローナで有名なのは、コロッセオと似た構造のアリーナとジュリエットの家。でも、それ以上に町並みがきれいです。街全体が世界遺産に指定されていますし、オレンジの灯りが映える町並みです。
ジュリエットの家の前まで行き、40分程度の自由時間がもらえました。
よく話を聞いていなかったので、ジュリエットの家だと知らずスルーし、ガイドブックに載っていたお菓子の店に行きました。ここは「ロミオとジュリエットの涙」というお菓子があり、お土産に購入。
購入して街を歩いていたら集合時間になったので、集合場所に戻りました。
ジュリエットの家は見ないままでの出発となりましたが、結婚してるし、恋愛成就とかいらないし、6ユーロもかかるし、いいやと未練たらたらながら、あきらめてバスに乗り込みました。
ヴェネツィア名物、イカスミパスタを食す。
移動で疲れすぎ、バス内ではみんな爆睡。
到着と同時に夕食という人が多く、とりあえずお店に入る。
イカスミパスタはどんな味だろうと、期待しながら待つと
置かれたのは下の写真の料理。
具が一切ない。飲み物も来ない中、食してみる。
・・・。・・・。これは・・・、まずい・・・。
イカスミパスタを食べたことはないのですが、これは絶対まずい部類だと理解できる味。
完食していたのは数名だけでした。
パスタの後はカレイのフリッター。
まず、盛り付けのバランスが悪く、おいしくなさそう・・・。
食べてみるとかなり塩味がきいていたのですが、イカスミパスタよりは食べられる味だったので完食。
帰り際に母娘で来ていた娘の方にお店のおじさんが“美味かったか?”と聞いたのを聞いて、内心(かわいそうに・・・)と思いました。
もちろん娘さんは、とまどいながら美味しいと言ってあげてました。
このお店も後で調べてみました。
調べたところ、
「ピザは最高!パスタは最悪!」というレビューがついているお店でした。
確かに、お店に来ている人たちはピザを食べていたし、「ピッツァリア」って書いてあるしなぁ。
美味しくない夕食を食べた後はホテルへ。
今日は9時にホテルに着いたので、早く寝られそう。
ホテルはクラウンプラザホテル。
Wi-Fi無料で便利。しかし、シャワーの水圧が弱く、排水溝の臭いがちょっとした点が残念。寝るだけなら問題ありません。