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スウォッチが全ての時計に電子決済システムを組み込むらしい

スイスの時計専門企業スウォッチグループが、3月12日にその全ての時計に電子決済システムを配置したいと発表しました。低価格なスウォッチから高価格のオメガやブレゲまでのスォッチグループの腕時計ブランドに組み入れたいと発言しました。

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 スウォッチグループは、健康や歩数計の代わりになるようなスマートウォッチをつくろうとは考えていません。

ニックハイイェク(Nick Hayek)スウォッチグループCEOが3月12日に開かれた製品発表会で、「私たちはテクノロジー企業ではない。消費者の手首に最小化したスマートフォンを身に着けるようなものは作りたくない」と発言しました。つまり、従来どおりの腕時計を作っていくと解釈してもよさそうです。

 

電子決済システムは、電力消費の少ない小型チップとアンテナを介して実装される予定で、世の中にたくさん出ているスマートウォッチのように頻繁に充電する必要はありません。NFCを基本とするシステムが搭載されるかもしれないという噂もあります。

さらに、この電子決済システムをホテルのドアロック解除にも使用できるように開発するつもりだそうで、複数の銀行やクレジットカード会社との提携も行っているようです。

 

電子決済システムが取り入れられれば、お財布を持ち歩かなくても気軽に支払いができて楽そうです。最近、スイスのブランドであるタグホイヤーなどがスマートウォッチを作ると発表しましたが、IT企業ではない時計メーカーがスマートウォッチを作るというのよりは、スウォッチの発表のほうが合理的な気がします。

 

時計会社が進化を遂げるならば、時計に今どんな機能があれば便利なのかを追求するべきで、IT企業のまねをする必要はないと私は思います。